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2023-02-05

損益分岐点について考える

経理代行が自社の損益分岐点について考える

自社がどのくらい売上れば利益が出るのかを知ることは、経営していく上で、とても大事なことであると経理代行では考えています。
そのためには、自社の損益分岐点がどこにあるのかを把握することが必要です。

損益分岐点て何?

経理代行が簡単に説明すると、損益分岐点とは売上高から経費を差し引いた金額がゼロになる点を指します。
損益分岐点を超えていれば黒字、下回っていたら赤字ということになります。

損益分岐点の計算式

損益分岐点=固定費÷(1―変動費/売上高)

固定費とは、どのようなものを指すのか

固定費とは売り上げにかかわらず毎月決まってかかる費用になります。
例えば経理代行のお客様では、家賃、人件費、水道光熱費などがあげられますが、その企業ごとに異なりますので自社は何が該当するのか把握が必要です。

変動費とは、どのようなものを指すのか

変動費とは売り上げによって金額が増減する費用のことです。
商品を製造するためにかかる原材料費や仕入原価、外注加工費などが該当しますが、固定費同様、経理代行のお客様によって異なってきますので、自社では何が該当するのか把握が必要です。

 

 

損益分岐点比率で自社の経営状態を把握することができます!!

損益分岐点がでたら、損益分岐点比率を計算します。
売上が高くなればなるほどパーセンテージは小さくなり、経営が良い状態になっているといえます。
反対にパーセンテージが100%を超えている場合は赤字状態といえます。

損益分岐点比率の計算方法
損益分岐点比率=損益分岐点÷売上高×100

事業の継続の限界を分析することができる限界利益

限界利益は事業を継続できる見込みがあるかを判断するための指標のことです。

限界利益の計算式
限界利益=売上高―変動費

限界利益の売り上げに対する割合を限界利益率といい、高いほど収益力があることになります。

限界利益率の計算式
限界利益率=限界利益÷売上

定期的に損益分岐点を把握することが大事です

損益分岐点の売上高を把握することで、あとどれくらい売り上げればよいのかを把握することができ、固定費、変動費の経費部分についてどこを削減できるかなど、経営をより良くするための分析をおこなうことができます。

毎月、きちんとした会計帳簿を作成することで、損益分岐点を出すことができます。

 

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