トピックス

TOPICS
2023-06-19

新入社員の「経理」のポイント

新入社員が入社して2ヶ月が経ち、彼らはさまざまな部署を経験し、会社に少しずつ慣れてきた頃だと思います。また、経理部門には新たなメンバーも加わったことでしょう。

企業が新たに経理職を採用する際には、入社前の準備や入社後の研修などが非常に重要です。経理の業務内容には大まかなイメージがあるかもしれませんが、実際に何を行っているのかが曖昧な人も多いのではないでしょうか。今回は、経理代行の視点から、新入社員が経理部門に入社する際に必要な事前準備と入社後の研修のポイントについて書いてみたいと思います。経理代行と経理部門の業務は異なるかもしれませんが、参考にしていただければと思います。

 

 

経理部に社員が新しく来る前の事前準備

経理を担当する社員が入社する前にやるべきことを考えてみました。

まず、入社時の一般的な事務手続き(社会保険など)は総務担当の方が担当することになります。しかし、経理としては以下の項目に注意が必要です

1.経理業務に関する基礎知識の習得

経理業務に関する基礎知識を身につけることが重要です。会計の基礎、帳簿の作成方法、税務申告など、経理業務に必要な知識を学習しておくことが必要です。

2.業務マニュアル及び資料の準備

経理業務の流れや手順をまとめた業務マニュアルや関連する資料を準備しておくことが重要です。これにより、入社した社員が業務を迅速かつ正確に実行できるようサポートすることができます。

経理は会社の財務に関わる重要な業務であり、適切に行われることが求められます。経理部の信頼性が高いと、社内だけでなく取引先や金融機関からも信頼を得ることができます。したがって、役割と責任をしっかり理解した上で、入社する社員には経理の基礎知識や業務内容、担当業務の詳細や留意点などを分かりやすく伝えるための資料を事前に準備しておくことがスムーズです。

 

入社後のポイント

社員の入社後、準備した資料を基に研修を行い、実際の業務についていく流れになります。どのような順序で研修を進めるべきかを確認しましょう。

 

経理業務の全体像を把握してもらう

経理の業務は多岐にわたります。もし経理が担当する役割以外の業務が発生した場合でも、他の部署との連携が必要になることがあります。そのため、経理部門の全体の流れについて説明を行うとともに、経理業務に留まらず周囲の要素にも気を配れる人材を育てることが理想的です。

【経理の主な仕事内容】
①仕入・買掛金管理
②売上・売掛金管理、請求書・領収書発行業務
③現預金管理(現金及び預金、経費)
④会計帳簿作成、財務諸表作成(月次、決算)
⑤給与計算、社会保険料計算・納付

 

誰がどの業務を担当しているか

会社の規模によって、担当する業務の範囲が異なります。小規模の会社では、経理の担当だけでなく総務や営業事務など、幅広い業務を担当することがあります。一方、会社の規模が大きくなると、経理の中でも専門的な業務に従事することが多くなります。

全体の業務の流れを考える際には、「誰が」「どこまで」を担当するのかを明確にしておくことが重要です。経理の業務は日々新しい取引が発生し、それが月次や年次に積み重なっていきます。そのため、迅速かつ正確な処理が求められます。スムーズに業務を進めるためには、各担当範囲を把握し合うことが必要です。

 

情報の扱いに注意しておくこと

経理は、会社内で多くの内部事情を取り扱うことがあります。お金の管理だけでなく、会計帳簿の管理や給与など、個人情報に触れることもありますので、機密情報の取り扱いには注意が必要です。

 

スピーディーかつ正確な処理

経理は、お金の入出金だけでなく、精算書や領収書の扱い、帳簿作成など、計算や金銭に関わる部分が多いです。また、処理の期限や紛失防止など、お金や領収書の管理も重要です。経理は、正確な処理が求められるだけでなく、非常に重要な仕事です。

 

経理は、会社の中で非常に重要な役割を担っています。正確さが求められる仕事ですが、他の担当者との連携を図りながら日々業務を進めることが重要です。私たち経理代行では、小規模事業者向けに経理のアウトソーシングを提供しています。当社のスタッフは、長年会計事務所での勤務経験があり、経理代行業務を行っています。

経理代行を一部でもご検討されている方は、ぜひMRYメソッドに一度お問い合わせください。

 

税理士事務所での職歴がある、経験豊富なスタッフによるサービスなので、 スムーズな業務移行が可能です。
横浜で記帳代行サービスをお探しの方は当社までお問い合わせください。(日本全国に対応致しております)
関連記事
横浜で経理代行サービスを探す方法とそのメリットについて
MRY記帳代行