会社を設立するときには会社に夢を抱いてスタートします。しかし、実際に会社を設立してみると、思ったような資金繰りにならないことがよくあります。
思ったよりも経費はかかります
収入金額が大体このくらい見込めると思いスタートしたものの、思ったよりも経費がかかります。
最初にはパソコンやプリンターなどの設備投資資金、仕入などの経費に毎月かかる給料、家賃や水道光熱費などの固定費がかかります。そして、思いもよらず高額なのが社会保険料です。
本来売上金額は資金が出た後に入金になるため、スタート月は出ていく金額の方が多くなるのが当たり前です。これくらいの経費がかかるかな?と手元の資金でスタートしたものの、資金繰りがうまくいかず、創業融資を申し込みましたが、数か月後には資金が足りず返済も厳しい状況になることもあります。
最初に融資を受けるときは、しっかりとした数か月分の資金繰りを検討してから融資を申し込むことをお勧めします。
お金がないのに利益が出るなんて!
手元に現金が残っていないのに利益が出ているなんて...収支と利益はイコールになりません。1年が経過して初めての決算時に「こんなに税金を払わなければならないの?」と驚くこともあります。
税金を支払うための資金がないなんてこともあります。商品やサービスの売り上げがあっても、お金が実際に入ってくるのは2か月後なのに、それが収入として計上されるのは?毎月借入金の返済を何万もしているのに元本は経費として計上されないことや、車やパソコンなどの高額な商品が一度では経費に計上されないこと、逆に赤字なのに均等割の支払いがあるなど、1年を通じて初めて知ることもあります。
経理にまで手が回らない
起業したばかりの私は、事務員を雇う資金も節約したいと思っていますが、自身では忙しくて経理まで手が回りません。しかし、まずはきちんと帳簿をつけることで、毎月の資金繰りを目で確認することができます。1年間を通してみると、入出金の原因や動きが見えてきます。2年目には、1か月先や2か月先の予定や見込みを計画することができるようになります。3年目には、軌道に乗り、何事も理解できるようになるのではないでしょうか?
きちんと帳簿をつけましょう!!
帳簿をきちんとつけることで、会社の資金繰りや経営状況を把握することができます。また、経理代行のアウトソーシングを利用することで、インボイス従業員を雇うよりも安い金額で業務を行っています。さらに、創業時のアドバイスやサポートを行う税理士さんの紹介も行っています。MRYメソッドの経理代行については、お気軽にお問い合わせください。