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2023-09-06

個人事業主の経費の分類について①

個人事業主の方が経費にできるものとできないものを分けるポイントについて、経理代行がまとめます。

 

経費とは何か?

経費とは、事業で発生した費用を指します。しかし、個人事業の場合、家計費と事業用費用の区別が曖昧な場面が多々あります。正確に経費として計上できる項目を理解しましょう。

 

 

個人事業主が使う主な経費科目

個人事業で使う主な勘定科目について、どの勘定科目に計上するか参考にしてみてください。

 

●租税公課  .... 個人事業税・申告消費税・印紙代・固定資産税・自動車税など
●水道光熱費 .... 電気・ガス・水道料金など
●旅費交通費 .... 電車代・バス代・タクシー代・駐車料金・高速料金など
●通信費   .... 電話料金・インターネット代・郵便料金・切手代など
●広告宣伝費 .... 求人広告・パンフレット・広告代金など
●接待交際費 .... 得意先への贈答品・接待のための飲食など
●損害保険料 .... 損害賠償保険・火災保険・自動車保険など
●修繕費   .... パソコン修理・自動車修理
●消耗品費  .... 10万円未満の備品、文房具など
●減価償却費 .... 10万円以上の固定資産に耐用年数で計算をしたもの
●福利厚生費 .... 従業員の健康診断・慰労会・慰安旅行など
●給料賃金  .... 従業員給料
●外注工賃  .... 外部依頼職人・デザインなど
●利子割引料 .... 借入金の利息・割賦支払利息など
●地代家賃  .... 事務所の家賃・駐車場・レンタルボックスなど
●車両費   .... ガソリン代(自動車保険・自動車税・車検費用)など
●雑費    .... 振込手数料・税理士報酬など
●専従者給与 .... 青色専従者に支払う給料

 

経費になるもの、ならないもの

事業運営にかかる費用は経費として計上できますが、プライベートな食事や個人の昼食代などは経費に含まれません。また、自宅の一室を事務所として使用している場合、家賃や水道光熱費などは事業用と私用とで分けて計算する必要があります。同様に、水道光熱費や通信費なども分配計算が必要です。

事業用ではない車両の場合、車両関連の経費(ガソリン代、保険料、車検費用、自動車税)も分配計算が必要です。分配計算が必要な項目については、計算の根拠が必要であるため、注意が必要です。

 

経費科目についてもう少し詳しく知りたい

今回は、おおまかな経費科目についてお伝えしましたので、次回の【個人事業主の経費の分類について2】では、経費科目についてもう少し詳しく説明いたします。

 

経費の分類や確定申告の準備に不安のある方は

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