中小企業の経理担当者には、どのような業務があるのか?年間を通したスケジュールを経理代行が調べてみました。
経理担当者の業務
経理担当者は様々な業務を行います。
年間を通して考えると、個人の場合は12月決算で3月15日が申告期限であり、法人の場合は決算月から2か月後の申告月が一番の繁忙期となるのではないでしょうか?
この決算を迎える際に、スケジュールをきちんと計画的に進めることが経理代行にとって重要であると考えます。
スケジュール管理を行う上の5つの業務
①日常業務
②月次業務
③年末業務
④決算の業務
⑤その他の業務
経理代行が具体的業務内容を調査
①日常業務
日々経理を行うことが基本業務となります。小規模な会社では、1週間に一度などの頻度で経理業務を行う方もいらっしゃいますが、日々きちんと行うことで会社の経営状況や資金を把握できる可能性があります。日常行う業務には以下のようなものがあります。
●現金出納帳
●預金の管理
●経費の精算業務
●売上の集計
●会計ソフトへの記帳入力作業
②月次業務
日常業務に加えて、毎月五度行わなくてはいけない作業があります。月末や給料日の支払い作業など、月次資料をまとめて税理士に依頼する作業もあります。
●取引先への請求書作成発送
●仕入れや外注などの経費の支払い
●従業員の給料計算
●未収金、未払金の管理
●月次決算
③年末業務
日常業務に加えて月次業務、そして年末には年末調整や法定調書の作成があり、経理担当者は忙しい時期になります。
●年末調整(従業員からの回収)
●法定調書の準備
④決算の業務
●棚卸し、在庫の確認
●預金の残高確認
●売掛金、買掛金等の最終確認
●決算資料の作成
⑤その他の業務
従業員がいる場合、社会保険の手続きや従業員を雇用した際の手続き、マイナンバーの管理、顧問先の管理、そして絶えず変更される税法のチェックなどが発生します。
スケジュール管理を行いスムーズな経理を
中小企業では経理担当者が一人しかいなく、正しい処理が行えているのか不安を感じている方もいます。税理士や経理代行などと連携し、繁忙期や決算時に備えてスケジュールの管理を行い、経理業務がスムーズに行えるよう計画して経理業務に役立ててください。
経理業務に不安を感じたら
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