トピックス

TOPICS
2023-12-23

経理業務(小売業編)

小売業は、商品を仕入れて販売する業種です。

小売りは、生産者や在庫業者から仕入れた商品を消費者に販売することを指します。経理代行が小売業の経理業務についてお話します。

小売業は、業態で区分するとスーパーマーケット、コンビニエンスストア、百貨店などに分けられ、業種で区分すると青果店、精肉店、鮮魚店、菓子店などに分けられます。どれも「モノを仕入れて販売する」という点では小売業として大別されますが、経理代行によれば、大きな違いはありません。

 

 

小売業の経理業務

小売業界の経理業務は、概ね他の業種と同様です。入出金の記録、税金計算、決算書作成などの日次、月次、年次の業務と、小売業の業務に関わる「仕入管理」「販売管理」「在庫管理」に分けられます。

仕入管理

仕入管理とは、仕入先から届いた商品・部品・原材料などを適切にコントロールすることです。

処理の流れ
①見積依頼
②購買契約の締結
③発注業務
④入庫・検収業務
⑤支払締め業務
⑥支払業務

販売管理

販売管理とは、商品を販売するまでの業務に係る管理のことです。
①受注業務
②出荷業務
③売上業務
④請求管理
⑤在庫管理
⑥購買管理

在庫管理

販売管理の中にも含まれる在庫管理ですが、生産や販売などの活動に照らし合わせて最適な状態で供給できるように管理することが、経理代行によれば重要です。

①入出庫管理
②在庫発注
③返品管理
④棚卸し

 

決算確定作業はどの業種も同様です

小売業は他の業種同様に、決算期ごとにその期間でいくらの利益があったのかを確定させる必要があります。数式で表すと「売上高-原価=利益」となります。

一般的に、期末時には「期首の繰越商品(前期の末に余った商品)」+「期中の仕入原価(その期に仕入れた全商品の原価)」-「期末の在庫商品(その期の末に余った商品)」から利益が算出されます。

経理業務の一つに、期末の在庫の価額を確定させる業務があります。これは、期末にある在庫の数量に単価をかけて、期末時点でいくらの棚卸高があるのかを算出するものです。

 

他業種との違い

小売業と他業種の経理業務の違いとしては、毎日欠かさず売買が発生しているという点が挙げられます。

他業種では売掛金や買掛金を月の特定の締日に処理する形態が一般的ですが、小売業に関しては販売店舗と消費者が毎日直接関わり、現金の授受がなされます。この点において、小売業は他業種と比べて経理業務が煩雑になりがちです。

経理部門は毎日の作業として、日々の売上を管理・計上する必要があります。また、仕入れも毎日のように行われることから、買掛金も頻繁に発生します。こうした煩雑さも、小売業における経理部門の特徴となっています。

 

 

経理のことにお困りの際には

経理業務には、複雑な作業も多いため専門の知識が必要となります。経理業務に不安をお持ちの方は、経理代行へご相談ください。

 

 

税理士事務所での職歴がある、経験豊富なスタッフによるサービスなので、 スムーズな業務移行が可能です。
横浜で記帳代行サービスをお探しの方は当社までお問い合わせください。(日本全国に対応致しております)
関連記事
横浜で経理代行サービスを探す方法とそのメリットについて
MRY記帳代行