近年電子マネーは簡単に決済もでき、現金を持ち歩くより便利なので主流になりつつあります。
電子マネーには、プリペイド方式とポストペイ方式の2種類あります。
種別ごとに経理処理を行うことが異なってきますので、経理代行などをうまく活用することも一つの案になります。
電子マネー・2種類の違い
プリペイド方式は、事前にカード等にチャージをして、利用する都度残高が減っていく方式です。
ポストペイ方式は、クレジットカード機能等により利用後に預金口座から引き落とされる方式です。
プリペイド方式における経理代行での会計処理方法
プリペイド方式の利用される際、経理代行では、以下の2つのタイミングで経理処理を実施します。それは、「電子マネーにチャージをした時」と「チャージをした金額を利用した時」です。
「電子マネーにチャージをした時」には「電子マネー(預託金)勘定」などを利用しし、「チャージをした金額を利用した時」に、当該預託金勘定を取崩します。
プリペイドの種類として、Edy,nanaco,WAON,Suica,PASMOなどのカード決済や、PayPayなどのQRコード決済があります。
ポストペイ方式の経理代行の会計処理方法
QUICPay等の電子マネーで支払いをした時、経理代行会社では、
「電子マネー(未払金)勘定」などで処理をし、預金などで決済をした時点で
当該未払金勘定より支払の処理をします。
利用履歴は印字をして確認を!!
履歴印字の期間や文字数に制限があるので経理代行会社では、こまめに履歴を残しておくことをお願いしています。
SuicaやPASMOに関する利用履歴については、自動券売機、チャージ専用機、多機能発券機にて印字・記録することが可能です。
またほとんどの電子マネーは、スマートフォンやパソコンから利用履歴を確認することが可能ですので、印刷またはデータでの保存をよろしくお願いいたします。
ポイント付与の会計処理
ポイント付与分を収入として処理をする方法と、ポイントを利用して購入したものの値引きとして処理をする方法があります。経理代行会社や会計事務所によって処理方法が違う場合がありますが、継続的に処理を行うことが前提になります。
経理代行を活用してみては?
電子マネーの種類はどんどん増えてきています。
キャッシュレスに伴い簡単に決済もできて利用頻度が増える一方
決済手段毎の管理も煩雑になりがちです。
経理代行などを活用してきちんと把握・管理することをおすすめします。
このような作業を効率化するためには経理代行などの活用が有効です。
MRYメソッドは経理代行も行っております。詳しくはホームページよりお問い合わせください。