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2022-06-26

売掛金とは何か?

売掛金とは、経理代行の視点からみて売上の対価として将来的に金銭を受け取る権利、売掛債権のことです。売上にかかる債権という意味で、売上債権に分類されます。経理代行では経理上、販売時に手形や現金での受け入れがない、掛け取引で使われる勘定科目です。後払いといったものになります。
売掛金は、手形のように証書が発行されるわけではないため、信用がないと成り立たず、信用取引にも区分されます。経理代行で行う簿記の実務では、取引が発生した時点で仕訳をする発生主義ではなく、取引により相手方に商品などが引き渡された時点で売掛金の仕訳を行うのが原則です。これは実現主義と呼ばれます。
経理代行で扱っている売掛金が多い業界は、卸売業、サービス業、製造業などで、幅広い業種において経理上の勘定科目として使われています。

経理代行では売掛金処理は以下の流れで行います。

⦁ 売上計上
⦁ 入金確認
⦁ 売掛金の入金消込

 

 

商品やサービスの提供を行ったタイミングで売上計上を行います。支払期日に入金確認後、売掛金の入金消込を行うという流れを経理代行では行います。

1.売上計上は、商品やサービスの提供が完了したタイミングで行います。売上計上を行う基準には、商品を出荷した日とする出荷基準、取引先に引き渡した日とする引き渡し基準、取引先が検収を行った日とする検収基準などがあります。

2. 入金確認は、売掛金の支払期日などに取引先からの入金の有無を確認する作業です。入金日、振込名義、案件名、金額を確認して、請求内容との相違がないかチェックします。複数の案件の取引がある取引先からの入金は、まとめて入金されるケースと案件ごとに入金されるケースがあり、どの案件に対する入金か、確認が必要です。請求金額と入金金額に違いがある場合には、納品書をチェックしたり、値引きや返品の有無を確認したりするなどします、支払期日を過ぎて入金がない場合には、督促をするように促します。

3. 入金消込は売掛金の入金が確認できたタイミングで行う作業です。売掛金の入金消込とは、売掛金として計上した金額が入金されたことを帳簿に反映して、売掛金を消すことをいいます。

 

売掛金はきちんと管理が必要!

 

代金が回収できなかったときは?

代金を回収できなかった時にも売掛金は消滅します。代金が回収できなかった時のことを「貸倒れ」といいます。貸倒れが発生しないように売掛金を自社や経理代行などを活用して管理し、必要な場合には督促をします。

会社で行えない売掛金の管理は、経理代行などにアウトソーシングも!

売掛金の管理とは、売掛金の発生から消滅までを管理することです。発生した売掛金を代金回収時に消滅さる処理を一般的に「消込み」といいます。
売掛金は得意先ごとに管理する必要があるため、会計ソフトで売掛金の補助科目に得意先を設定して補助科目別に残高を管理するのが一般的ですが、回収予定までを把握したい場合は、別途エクセルなどで回収予定表を作成するのが一般的です。このような一般的な流れは自社で把握する必要がありますが、経理代行などにアウトソーシングする会社も増えてきています。

売掛金はきちんと管理しておくべき!

売掛金とは、商品を売り上げたときに、後日その代金を受け取れる権利のことです。会社同士の取引では継続的な取引になることが多く、その都度人件費や手数料を割いて代金を支払っていては、無駄な費用がかかってしまいます。そこで、後日まとめて代金を支払う約束をし、取引の効率化を図ったのが売掛金です。売掛金は会計における資産のうち、流動資産に分類され、会計上はプラスにあたるものですが、金額が多くなってしまうと回収できないリスクが高まります。特に事業の拡大の際には、仕入れや支払いが先行し、入金が遅れがちになるので、健全な資金繰りのためにも厳重に自社や経理代行を活用して管理しておく必要があります。

 

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